病院紹介

医療従事者の負担軽減対策

  • 初診時の予診
  • 静脈採血
  • 入院の説明
  • 検査手順説明
  • 検査の実施
  • 服薬指導
  • 医師事務作業補助者の増員、業務範囲の拡大と検討
  • 勤務計画上、連続当直を行わない勤務体制の実施
  • 前日の終業時刻と翌日の始業時刻の間の一定時間の休息時間の確保(勤務間インターバル
  • 予定手術前日の当直や夜勤に対する配慮
  • 当直翌日の業務内容に対する配慮
  • 育児・介護休業法第23条第1項、同条第3項又は同法第24条の規定による措置を活用した短時間正規雇用医師の活用

看護職員負担軽減計画

共通
現状 売店がない為、患者の必要な物品を準備する際、家族への連絡を看護師が行い、家族がいない場合等は総務、看護師が対応している
問題点

家人への依頼も連絡が取れない場合は、何度も連絡をしなければならなかったり、患者の物品が揃わない為、その都度対応をしなければならない

目標 全患者を対象に、物品をセット化し、入院時より使用できるようにする。(業者に依頼)
具体的計画

1)業者からの説明を受ける
2)当院での必要な物品の選択
3)運用方法を検討
4)入院セットの導入を稟議で依頼

評価 入院セット化が実現し患者荷物の対応に費やす時間が削減できている。
今後の課題

1)運用方法に問題がないか評価を行い、必要時に対応していく必要あり
2)患者トラブルの有無と内容の確認を行う

共通
現状

1)術後の患者の創部を確認する際、病衣の着脱に時間を要す。
2)病衣の管理も病院側で行う必要があり、納品後、使用数の確認を行い、発注をかけているため、MAの業務の中で時間が費やされている

問題点 1)現状の病衣では創部のみの確認は行えない
2)使用後の病衣の数の把握に時間を要す。また、不潔のリネン庫が地下にある為、現場を離れなければならない
目標 病衣の変更とともに、リネン管理を業者に依頼する
具体的計画

1)業者からの情報収集
2)病院の選択
3)運用方法の検討
4)病衣交換による新契約を稟議にて依頼
1・2同様、業者とスケジュール調整を行いながら、事前準備(スタッフ説明、書類、運用方法等)を行い、開始後、問題がないか運用方法を評価。また、患者トラブルの有無の確認等を行っていく

評価 病衣に関しては医事課も対応しなくてよくなった。また、回診時、創部の確認が容易になった。
同時に病衣、リネン管理を業者に依頼し、MAの負担を軽減することができた。
今後の課題 1)運用方法に問題がないか評価を行い、必要時に対応していく必要あり
2)患者トラブルの有無と内容の確認を行う
2階病棟・3階病棟
現状

事務的な業務が多く本来の看護ケア・業務以外に時間が費やされている。
MA事務的補助者の業務<コピー、スキャン、物品補充、メッセンジャー、退院カルテ処理、入院準備(テプラ、ベットネーム、リストバンド作成等)

目標 医師事務補助の病棟での業務も多いため、病棟専属のクラークと事務補助者の両配置
具体的計画

クラーク課と協同
1)クラーク課と外来・病棟業務の洗い出しを行う。
2)病棟配置が現実可能か検討。不可能であれば人員補充を稟議で依頼
3)病棟クラーク配置とMA事務的補助者の役割を明確化し、それぞれが専門的に業務が行える体制を作る

評価

1)4/1から病棟クラークとMA(事務的補助者)を配置
クラークとMAが業務分担を行う事で効率よく業務が行え、クラーク、看護師とも業務量が軽減された

2階病棟・3階病棟
現状

薬剤に関わる業務を看護師が行っている
退院した患者の術前休薬確認の連絡
薬剤カートや点滴、薬品の運搬等のメッセンジャー業務

問題点 薬剤に関わる説明を行う際、患者からの質問等の対応が十分できない(薬剤科が行ってくれると安心で効率が良い)
目標 薬剤師による休薬確認が行える。また、薬品の運搬等の業務は薬剤事務補助者に依頼できる
具体的計画 薬剤科と現状把握
3階病棟
現状

新規薬剤開始の際の説明を看護師が行っている

問題点 薬剤師との薬剤に関する知識が違う為、薬剤科に確認してから等行う場合、不効率である
目標 薬剤師による説明が行われる
具体的計画 薬剤科と現状把握
手術室
現状

事務的処理(PC作業)に時間をかけて看護師が行っている
デジストリー入力
手術予約入力

問題点 事務的処理(PC作業)に時間がかかる
目標 クラーク課へ業務の委譲を行える
具体的計画

クラーク課と協同
1)事務的補助の方法の現状把握
2)業務可能かクラーク課と検討

手術室

現状

人手不足で医師の直接介助に看護師を増員しなければならない

問題点

並列で手術が行われると看護師数と業務に余裕がない。(術前訪問にもいけない)

目標 医師増員による業務分担の見直しを行い、術前訪問等の業務時間が作れるようになる。

具体的計画

1日業務の見直し
1)1手術に必要な看護師人数(間接・直接介助)の確認
2)1)以外の看護師の行える業務の洗い出しを行い、業務分担を行う(術前訪問の確保等)

外来

現状

MRIの予約と説明、問診を行っている(緊急・予定)

問題点

緊急の場合は放科に連絡し時間決定を行なう為、放科で予約等を行う方が効率的

具体的計画  1)放射線科の増員により、業務移譲可能か会議を開く
2)業務分担を行う
外来
現状  看護師が診療補助、IC立ち合い、処置等全てにおいて診察に担当者が立ち会っている
問題点  患者数の増加、医師の増員により、処置、OP前検査準備等がスムーズに行えず時間を要す。短時間で集中して行うことができない。
目標  クラークと業務の役割分担を行い、看護師は主に処置、術前検査等の業務が行えるようになる(診察室づけの体制から、必要時に変える)
具体的計画 1)クラークと業務の役割分担を行う
2)看護師の1日の流れの新体制を確立し、患者の対応がスムーズに行えるような仕組みつくりを検討
3)運用方法等のスタッフ周知
外来
現状  採血、身長、体重、腹囲測定の必要な患者が増えている(診療報酬改定後の内科の患者等)
問題点  患者数が増え処置室も空きスペースが無く、採血、身長測定等が重なると混み合い測定が進まない
目標  身長、体重計の設置場所を検査科(心電図室)に移動し検査科で測定が受けられる
具体的計画  外来における全体的な再配置を検討(動線等考慮)
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